開発ヒストリー History

作業者への思いやりから始まった製品開発

石飛製作所は、ステンレスの溶接をはじめ自動機械、配管、製缶の設計から製作などを手掛ける創業約100年の製作会社です。
お客様にご満足いただけるように、製品を美しく仕上げることをモットーにしています。

溶接面を美しく仕上げる為には、溶接焼け(スケール)を除去する作業が必要で、従来は酸性液の使用が一般的でした。
しかし、酸性液を使うことで有毒ガスの発生、鼻につく臭い、手のただれなど健康への悪影響に加え、排水汚染などの環境への影響も問題視されるものでした。
それを危惧した先代が、従業員の安全と安心を願い、環境問題への懸念を抱き、独自のステンレス溶接焼け取り剤の開発をスタートしました。

そして誕生したのが、人体にも環境にも優しく、それでいて今まで以上にパワーアップした溶接焼け取り電解液『スバルクリーン』と電解装置『スバルクリーナー』です。

近年、ニュースなどでも頻繁にSDGs(持続可能な開発目標)が話題にあがっていますが、弊社でも『6.安全な水とトイレを世界中に』というコンセプトに強く共感し、研究開発に取り組んでいます。